23-24FMSテキスト編
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〜るす装艤てしうこはトーボ〜編トーボ・グンィテッィフ・トスベ:章4第※FMSでは新艇の購入、乗替時に艤装の打合せをする場合、ベストフィッティングボートを提案することによって見積りを行っています。お気軽にお問い合わせ下さい。漁船ぽくないデザインで、クルーザー的な雰囲気を持った、釣り乗合船のイメージを一新する洗練された遊漁船が計画されました。釣り機能はもちろんのこと、清潔感の高い個室トイレや、大型の窓が採用された居住性の良いキャビンを持った新型の遊漁船です。しかし器は変わっても今までの釣り釣りで遊ばせるのでは同じこと。オーナーとの打合せで釣持っています。 この船で使用目的上4mという長さを要求したアフトデッキスペース。この長さによって船の全長が決定したと言ってもいいぐらいの特徴をもった広いデッキスペースの中央部に位置しているのが作業台。この作業台を見ることでフィッシングの内容が伝わってきそうです。 すべてにおいて満足できる装備が行われたボートです。りプラスαの遊びを提案するための艤装が施されました。 バウデッキに設置されたバーベキューテーブル、上にはパラソル、周囲にコップホルダーと灰皿が付いたイスが置かれ、回転させればフィッシングチェアに。こういう楽しみができるとなれば、これまでとは違ったクルージングも可能にしてくれる大型センターキャビンと広いデッキスペース。釣り機能に留まらず、使いづらい所、より機能的になる所はどんどん手を加えていくことで、より高い快適性と実用性を追及できるボートです。沿岸や大陸棚でのフィッシングだけ目的を持った利用者が増えることは間違いないはずです。さらに、この船にマッチングさせて作られたスパンカーシステム。セイルにはマイラではなく、いままで釣行できなかった伊豆諸島へもチャンスがあれば足を延ばしたい。日本の海に合った走航性とシンプルであっても使いやすいキャビンを持ったボートを選んだ理由はそこにありました。 艤装の中で最も外観的に特徴をだしたのはブルワークトップにチーク材を張り合わせたところで、釣りの仕掛けにやさしく、人に快適性を与えています。その他実用性重視の本格的装備は細部にわたって行われており、日本の海に合った、日本の釣り方に合ったフィッシングボートとして魅力を増していったボートです。ーを使用し、パラソルと同じ布を使ったセイルカバーで収納するというこだわりを持った艤装の演出もいたしました。FMSマリンカタログ内のフィッシング用品や艤装品を使用して、ベストフィッティングボートを提案しました90ヤマハ UF-33プロオーシャンクルーザー54日本の海での釣り機能を極限まで追及したフィッシングボートとして建造から計画し、艤装業者が建造プロデュースして誕生したジャパニーズ・オリジナル・カスタムボート。メーカーのプロダクションボートを選び、制限あるスペースの中で目的にあった装備を行うのではなく、自分の使用目的に合ったスペースと装備品を予想して一つ一つプランニングして作り上げた作品がこのボートです。 漁船の船型を受け継いだ船型は、他のプレジャーボートが走れない海を走れるボートであり、キャビン内ベッドスペースは7名分、日本中の港を旅して歩くことができるぐらいの居住性をヤマハ遊漁船 FG-180

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