23-24FMSテキスト編
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〜ボートはこうして艤装する〜第4章:ベスト・フィッティング・ボート編83スペック選ばれた理由を聞いてみると少し心配なことがチャレンジしたいことを聞いてみると・クルーが揃わなくても少人数で運行できる艇であること。・センターコンソールの船外機艇なのでメンテナンスが楽なこと。・海の条件にもよるが、30ノット以上で走行できること。・沈まない一体成型と深いVハルはラフな外洋の環境に耐えること。・切った波を横に蹴散らす構造なのでスプレーが掛かりにくいこと。・センターコンソール艇であるため身体が風雨にどこまで耐えられるか。・波に強く乗り心地もよさそうだが、スピードと圧力にどこまで身体が持つか。・今までは快適なキッチンがあり飲食には何も不自由は無かったが、しかし?・ボトムフィッシングも行ないたいアイテムの一つだがどの程度までできるか。・デットスローのトローリングにどこまでスピードが対応できるか。・チャンスがあれば三宅島周辺でカジキやキハダをライトタックルで狙いたい。・アンカーを打つことにはなるが、ボトムフィッシングも楽しみたい。・安全第一が条件だが、この船の持つスピードを生かして行動範囲を広げたい。・この艇を沖縄宮古島に陸送して思いっきりフィッシングを楽しみたい。クルーを集い、伊豆七島を主なエリアとしてビックゲームフィッシングを中心に様々なフィッシングにチャレンジしてきたALAMBIC号の名は、クルーのマナーの良さと艇のメンテナンスの良さでボート仲間の内でも有名。フィッシングの他にも港に寄港してその地に宿泊しながらロングクルーズを楽しまれたり、船上から花火を見ながらパーティをされたりとオーナーにとってボートは人生を楽しむために不可欠な物。30年の間に乗り継いで来られたボートの変遷の跡はご自身のライフスタイルの変化の軌跡とも重なります。オーナーご自身の趣向や環境の変化に伴いその時々の要望に合った艇を乗り継いでこられたのです。そして海の楽しさを熟知されているオーナーがこれから共に遊ぶボートとして今回選ばれたのがこの艇という訳です。[輸入艇]全長:9.70m、全幅:3.10m船 体 重 量 :2948㎏燃 料 容 量 :1136リットル清 水 容 量 :113リットルカタログスピード:54.8ノット艤装後のスピード:最高43.0ノット(燃料・清水満タン、搭乗者2人)Edge Water 318CCアメリカンフィッシャー・センターコンソール艇が選ばれる初めて購入した船は小型のアルミボート。それからヤマハPC-26、ビルフィッシャー34、TIARA4300コンバーチブル+(セカンドボートとして日産サンキャット7.7)と乗り継いで来られたボートライフ30年のベテランオーナーが今回選んだ艇は、アメリカンフィッシャーの名で広く知られるセンターコンソール艇のエッジウオーター318CCでありました。

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