23-24FMSテキスト編
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〜るす装艤てしうこはトーボ〜編トーボ・グンィテッィフ・トスベ:章4第58ファミリーフィッシング艤装の実際A.R.B.(アンチローリングブレード)によって静止安定性が高まり、このサイズの船の中では広いアフトコクピットを持つYF-24。ファミリーフィッシング艤装を以下のように提案してみました。・アフトステーション用シート48420&シートベース75533(改造品)・ストレージボックス4929(オープン)×2、4910(蓋付)×2・清水ギャレーテーブルシステム(ベイトタンクPF-14利用)・YETIクーラーボックスYT45、固定用クーラーマウンティング・マイボートスパンカーライトⅡカバー付、ワイヤーステー仕様・スパンカー用ステンレス架台、レイルマウントロッドラック×2・スパンカー利用バテンオーニング(取り外し式)・タックルラックFMS-1W×4(アフトコクピット四隅に設置)・ルーフ用ロッドラック4連(ステンレスパイプ加工品)・LEDモジュールデッキライト6176、LEDチューブライト・PVCホルダー(HH-8小物入れ×1、HH-6ドリンクホルダー×2)・コンビネーションガスバーベキューセットA10-208アフトステーションではフィッシングシートに座って手前船頭の釣り座システムを完成させています。大型の生簀ハッチがありますのでこれ以上左舷に寄ることができないのですが、生簀ハッチを毎回開けないで小さなハッチを付けて対応するようにすれば、シートの高さを下げることもできます。スパンカーはモーターウェル前のセンターに付けているので、展開収納も安全に行えます。マストをオフセンターに付けている船を見かけますが、基準が連れてしまう?ので制御しにくくなると思います。スパンカーを利用して取り外し可能なオーニングを設備しました。幅1.3mで長さ1.44mですが夏の日差しは十分遮る大きさと思います。全速で走行してみましたが強度は十分保たれました。(収納袋付)スパンカー架台は船外機がチルトアップされますのでパイプを補強して前に出しています。サイドステーは架台の両端から取り、その間にレイルマウントロッドラックFMS-1Wを両舷に配置しました。ベイトタンクの容量は53ℓ、テーブルはキングスターボード製でシンクとシャワー兼用フォーセット(スイッチ付)を付けて清水ギャレーシステムを完成。清水の汲み上げはタンクに入れた水中ポンプ(毎分10リットル)で行います。保冷力抜群なYETIクーラーボックスは、後部座席としても利用が可能です。ルーフトップにロッドラックを製作しロッドホルダー1215を4本セット。LEDデッキライトは取付け位置が高いほど有効なのでこの位置に。LEDチューブライトをルーフ下の天井灯にしました。1984年から続く米国ENTRESS MARINEのレイルマウント・ロッドホルダーRMP-1が生産を中止して2年が経過。世界中を探しましたが良いものが見つからないのでFMSでオリジナルモデルを開発しました。

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