23-24FMSテキスト編
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編トウアグンイテッィフ&グンシッィフ・トーボ )グンシッィフムトボ:(章3第42イカが確実に釣れることがわかり、いよいよフィッシングに熱が入ってきました。そして場所の移動です。イカの場合広く大きなエリアを回遊しているため、操船者は魚探により海底の様子を探りながら反応がある場所を探します。潮流の速さにもよりますが、この日のようなおだやかな潮流の場合にはポイントより少し潮上に上がった所から仕掛けを投入すれば、ちょうどよい所に仕掛けが下りることになります。3人ともロッドキーパーに竿をスタンバイした状態で場所移動ですが、操船者の狙いがみごと的中した瞬間です。この笑顔を見てもらえばよくわかります。後者は少し出遅れたことと、いくらロッドキーパーを50度振っていても2人の竿先間が狭いことから、操船者の仕掛けにイカが乗る気配を感じ、この時にはもう仕掛けを船上に上げ始めていました。いよいよ仕掛けが上がってきました。後者はこの時ぐらいは手助けしてあげようと近くに付いています。この心遣いは小型フィッシングボートでのひとつのエチケットといっていいのではないでしょうか!たしかに操船者はこんな時でも船を制御する役目を果たさなくてはなりません。ここで驚いたことがひとつ。後者の竿がしなっています。この時仕掛けは海中へさすがにまだラインは出ていませんが、この場で引き続き釣れ続くと予測しているようです。後でわかりましたが、操船者はイカを取り込み、すぐに再投入しています。しかし今度は後者に軍配が上がりそうです。この光景マイボートのフィッシングとしてはかなりのレベル。このように意欲的で他の人のことまでも考えた動きは釣果に大きく影響することは確実です。いよいよイカが上がってきました。「いちにのさん」とイカの取り込みの様子を4点の写真で表してみました。さすが魚探で反応を確認しての投入とあって、5本針に3杯乗っています。やはり小型のムギイカのようです。後者はイカヅノを持ち、操船者が内舷向きにセットしたボックスキーパーに釣り上げたイカを入れています。イカはスミを吐きますが、そのスミが衣類に付着すると落ちくいため両者とも少し逃げ腰です。それでもなんとか無事に3杯釣り上げ満足しているようで、この場面カメラ艇から見ていましたが、とにかく素早かったことを付2人はこの間仕掛けの手入れや入れ替えを行っています。できればその間に後者は操船者の仕掛けも管理することも心掛けてほしいものです。そして3人がスタンバイ状態で移動が完了することがベストです。ここで突然操船者の声。反応は60mと言いながらアスターン。船は急停止、止まった瞬間操船者の仕掛けは海中に…、さすがです。これこそ特権、他の2人も用意はしていましたがいまだに仕掛けは手から離れていません。け加えておきます。手が4本、操船者は船の制御、後者は次の仕掛けの投入、お互いに次を考えての行動であることは間違いないことですが、今度は前者にアタリがあり巻き上げ始めています。どうやら取り込み中も船は釣りができる状態を維持していたようです。やはりスパンカーを装備した船でのボトムフィッシングは、釣り指向のボートオーナーにとってこの上ない魅力であることを見せつけられた場面となりました。

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