23-24FMSテキスト編
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編トウアグンイテッィフ&グンシッィフ・トーボ ❶❷❸❹❺❻)グンシッィフムトボ:(章3第32Clumn基本編6引揚げ作業(FPタイプの場合)基本編7実践編におけるパラシュート型アンカーの基礎知識の整理●船に適合するパラシュート型アンカーのサイズ(直径)は操業用(ボトムフィッシングで使用)の場合、船の全長に対して30〜50%の直径が必要で、水面上の面積が大きく、喫水下の面積が少ない船では、50%に近いサイズを必要とします。●パラシュートを投入することで、船が風に流されるスピードを遅くすることができます。●パラシュートを投入すると、パラシュートに潮流があたるため船は潮流に引っ張られます。●風と潮流がある場合、パラシュートを投入すると受ける影響の強い方に船は流されます。●センターコード付のパラシュート型アンカー(FMSタイプ、FPタイプ)ならパラシュートの抵抗体の抵抗の大きさをコントロールすることができます。●パラシュートの曳き索を船尾方向から2本取り、または船首サイドクリートからとることで、船にあたる風の抵抗を増やすことができ、船を流す方向も多少コントロールすることができます。●船首からパラシュートを投入すると、船首が風上に向くので船は安定し、揺れを防ぐことができます。●投入、引揚げ作業時はエンジンを始動し、操船者は他船や障害物に十分注意して引揚げ作業者と協力しあい、スムーズに作業を終えるようにする必要があります。まず操船者はエンジンを始動します。次に引揚げ作業者は曳き索に付いているセンターコード固定用フックから、センターコードを開放します。パラシュートの排水口が開き、写真❶のようにパラシュートは水面に浮いて抵抗体の抵抗はなくなります。この状態で船は風に流されますので、操船者は風下に障害物がないか注意する必要があります。パラシュート型アンカーを利用してのフィッシングは、漁場の状況(風の方向と強さ、潮流の方向と速さ)をよく確認してパラシュートを投入すれば、特別な状況を除いては船の船首は風上に向き安定し、フィッシングを楽しむことができます。広い範囲のポイントを流す場合、1〜2時間の間に一度も引揚げないでフィッシングに集中できたといったケースや船で食事をする際、スープや味噌汁などの調理ができるくらい船が安定しているので食事中は必ず投入しておくなどといった多様な使い方をするケースもあるようです。船に適合するサイズのパラシュート型アンカーを選んでボートライフを楽しんでください。取材艇の船長(弊社 元社員)、取材艇が動くといい写真が撮れないのでアンカーを打っての作業中、もう我慢できない! と仕掛けを投入。なんと30cmオーバーのカワハギ君。これぞアンカーによる掛かり釣りです。しかし、その後、サッパリでした……。引揚げ作業の場合、引揚げロープを手繰り寄せ、ブイ側から引揚げる従来のタイプは、作業が比較的容易なので、当コーナーでは新登場したセンターコードを開放して排水口を開く方法で引揚げるFPタイプの引揚げ方法を解説することにします。❷パラシュートは閉じて水面に浮いているため抵抗なく引揚げることができますが、水中で水を含んでいるため勢いよくロープを引くと船が前進し、プロペラや舵に絡みやすいので一定のスピードで引くようにしてください。❸❹❺❻と船も前に出ることなく作業は完了しています。この時、再投入を考えデッキ上になるべく整然と引揚げることができればベストです。

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