23-24FMSテキスト編
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鳥たちの行方に魚がいる。この鳥たちのもつ本能が我々を魚群へと導きフィッシングの手助けをしてくれます。潮目の中にある大きな流木。どこから流れてきたものかはわからないが、小魚を集め、その小魚はまた大型魚を導きます。海に浮かぶブイ。これもまた魚たちにとって絶好の寄りどころ。魚群はこれを住み家とし、しばらくの間立ち止まります。■ 曳釣りとトローリングの違い■ 魚はどんなところにいるのか■ 初めての曳釣りとトローリング■ キャスティング&ジギング■ ボートエギング■ 曳釣り、トローリング、キャスティング用フィッシング・タック魅力ある曳釣りとトローリング&キャスティング海ではいろいろな魚との出会いがあります。そして潮目・鳥山・流木・逃げ惑う小魚の群れなど、もう一度遭遇してみたい場面にも多く出会えるはずです。魚の習性を理解すれば、たくさん釣ることができる曳釣りできるだけ細い糸で大きな魚を釣る技術が要求されるトローリングたちどまってルアーをキャストし、スポーツフィッシングともいえるキャスティング……。多彩なフィッシングの場面を海の魚たちは作ってくれます。曳釣りとトローリング、両方のフィッシングを応用してボート・フィッシングを楽しみ、チャンスがあれば船を止めて魚群にキャスティング。こんな楽しみ方ができたら、より充実したボートライフを送ることができるはずです。この章は曳釣りとトローリングの違いから始まり、近年広がりつつあるソルトウォーターゲーム(キャスティング)までの基礎知識をマスターしていただけるよう解説し漁業先進国の日本漁業者より学んだ、日本の海に合ったフィッシング・タックルと海外のマリン先進国の最良の品を艤装屋の立場から選び紹介いたしました。フィッシング・タックル編(曳釣り・トローリング)

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