23-24FMSテキスト編
20/120

編ルクッタ・グンシッィフ ❷❻❹❶❹❺❷❶❹❼❺❷❸70m❶カツオヒコーキ5号❸60m)グンリーロト・り釣曳:(章2第18※❶❸に潮切りヒコーキやアウトローバーを使用することも方法です。AFTCOアウトリガークリップ今度はカジキとリーダーマンとの引っぱりっこです。リーダーグローブの重要性を感じます。 アウトリガー・ポールには、ハリヤードラインをセッティングします。AFTCOアウトリガー・クリップを使用してその中にリールラインを通し、アウトリガー・ポール先端まで引き上げルアーを希望する位置まで流します。この状態で魚がヒットするとクリップからラインが外れ、リールのドラグが滑り魚とのファイトが始まるわけですが、クリップの調整が適切な張力によって調整されていないとうまくいきません。アウトリガー・ポールの弾力によっては、一概には言えない部分がありますが、リールのドラグ強度に対してクリップは30〜40%で外れるように調整する必要があります。つまり80ポンドリールドラグ8kgならばクリップ調整は2.4〜3.2kgで外れるように調整します。なわれるようになっています。そこでこのコーナーでは、流すルアーの数は少ないがトラブルを避けて確実に流す方法や、オー 対象魚によってルアーサイズやリールサイズを変えるたびにアウトリガークリップを調整することが重要です。他のシステムもあります。(FMSマリンカタログP.8、9を参照)ソドックスな方法、そしてカジキを誘き出す方法などを紹介します。カジキとのファイトシーン。まさしく引っぱりっこです。タックルの準備の重要性を感じます。●ヒコーキを使った確実な方法(FMSマリンカタログP43、45、52を参照)多くは漁業者が行なっている方法ですが、ヒコーキをルアーの手前に付け3本で流します。この方法はルアーの状態を確実にチェックできるし、トラブルも最小限に抑えられることが最大の特徴です。ヒコーキの抵抗でフックアップした魚は早めに弱ります。●一般的な方法(FMSマリンカタログP54を参照)なんと言ってもこの方法が基本であると考えております。ルアー4本を確実に流すことが重要で❺のルアーは余裕があったら流すようにします。❺のルアーはロングに流すより、手前に位置させるほうがヒットする確率は高いように思います。50m40m70m60m❸カツオヒコーキ5号40m30m20m40m50m❺カツオヒコーキ5号●使用ルアー❶❸❺カツオヒコーキ 5号❷❹クロカジキ 100〜200kg❺マカジキ3 0〜100kg●使用ルアー❶ルーカスベビーRアイ❷ミディアムプランジャー❸ラバミディアム❹ルーカスディーガジェット❺ファイアークラッカージェット●使用ルアー❶リルドック ❷ミディアムプランジャー ❸ラバルーカス ❹ベビールーカスディーカ ❺コギンズスモールスラントティザーとして❻コギンズタドスクープ ❼ビックアイ●ティザーで誘き出す方法(FMSマリンカタログP54を参照)この方法は流す本数が合計で7本になりますので、ルアー間の距離や流す位置などにも十分な配慮が必要です。さらに魚がヒットした時には他のルアーを片付けることにもなりますので、クルーの人数も必要になります。誘き出すために使用するティザーはフックを付けない大型のルアー(フックが無いので良く泳ぐ)が最も有効で、手前15〜20mの泡がある位置にあってもカジキはこのルアーめがけて出て来ます。この時黙って見ていると、ルアーは食いちぎられてしまうので素早く船に引き込みます。するとカジキは❸❹のルアーに向かい、そこでフックアップしなければ❶❷、❺と狙ってきます。ついに仕留めたビッグマーリン!女性アングラーです。万全の準備と経験の勝利のシーンです。50m15mティザー❻30m20m40mティザー60mナスカンアウトリガークリップは、バネ計りで測定することが必要です。3. トローリングの方法流し方は曳釣りやライトトローリングと基本的に同じなのですが、ここ数年間に全国各地でカジキを狙ってさまざまな方法が行4. アウトリガー・ポールにトローリング用ルアーをセットする方法アウトリガー・システムが強度的にしっかりしていればポールの途中からルアーを流すことも可能です。この場合、Wハリヤードシステムという方法もあるのですが、船までとどくロープラインをポールに固定する方法でもよいと考えます。ロープエンドには、ナスカンを付けて曳釣りの方法でルアーを流すこともできます。

元のページ  ../index.html#20

このブックを見る