23-24FMSテキスト編
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編ルクッタ・グンシッィフ ❶❸❺❹❶❸❹❺❷)グンリーロト・り釣曳:(章2第14●アウトリガーがある船のトローリング例図3では、アウトリガーを装備して小型フィッシングボートでのライトトローリングです。トローリングで5本のラインを流し、番外編ではありますが曳釣りでの潜水板を入れています。この潜水板の適正なスピードは最大5〜6ノット、したがってそれ以上のスピードでのトローリングは出来ないことになりますが、カツオやメジマグロがいる時にはどうしても投入したくなるアイテムの一つでもあります。左舷アウトリガーで流しているのがティザーを付けない素引きでのルアー。FRPの弾力によりルアーにシャビク動作を加えることができ効果があります。また、このアウトリガーを利用して中層を曳くティザーを流すこともできます。センターより流す素引きのルアー。おもいっきりロングで流すことによってラインが重なり合うことを防いでいます。小型フィッシングボートでアウトリガーを利用してのライトトローリング。表面(表層)でルアーを流すためには、一波ごとずらしてルアーを位置させることでラインが重なり合うことを防いでいます。(それでも急旋回は禁止です。)●対象魚体10kg未満(イナダ、ハマチ、ワラサ等)トローバー)の登場で、アウトリガ−がない船の場合でも、表面(表層)を流すトローリングに限り4本のラインを流すことができるようになりました。また、ロッド、リールを使用するトローリングでは、ルアーを図2ではアウトローバー、潮切りヒコーキを利用してラインを4本流しています。右・左と外側に向かって泳ぐためアウトリガーが無くても表面(表層)を曳くトローリングに限り4本のラインを流すことができます。これらのティザーを使用するとアウトリガーを利用するよりさらに大きく左右に広がるので、急旋回をしてもラインは絡み合うことがありません。また、アウトリガーが無い船の場合でも片舷に2本のロッドホルダーを装備し、両舷で4本のロッドホルダーが必要になってきたようです。遠くに流したり近くに流したりすることは、リールの調整により簡単にでき、魚の食い付きが悪ければ曳具(ティザー)やルアーを取り換えたりと色々と工夫することも、トローリングの楽しさとして味わうことができます。40m潮切りヒコーキ潜行オモリ25m35mC&Hバード20030m潜行オモリ45m潮切りヒコーキ●使用ルアー❶❷ ヒラマサ、シイラ3〜8kg❸❹ イナダ1〜3kg❺ 釣元セット水面2号25mアウトローバー30mトローリングラビット130アクアブレーン40m30mトローリングラビット11035mアウトローバー●使用ルアー❶大カツオ・メジマグロ 2〜5kg❷シルバールアー125mm❸❹ 釣元セット水面 4号❺マグロ 5〜20kg図1図3●対象魚体10kg未満(カツオ、メジマグロ、キハダ等)5.ライトトローリングの方法トローリングでのルアーの流し方は、アウトリガーの有無によって流すラインの数を増やすことができ、ヒットの確率を上げることができましたが、右、左と外側に向かって泳ぐティザー(潮切りヒコーキやアウ●アウトリガーが無い船のトローリング例図1では両舷に装備したロッドホルダーよりトローリングラビットを付けたラインを流し、表面(表層)を狙うトローリングを行なっています。右舷側に流すトローリングラビットの位置は一波後方に位置させていますが、その理由は船が旋回したり魚がヒットしたりした場合でもラインを絡めないためです。また中央より流した3本目のラインには潜行オモリを付け、中層を狙っています。この場合、表面(表層)を流している両舷のルアーと中層を流している中央のルアーとは棚が異なるため、ラインが絡み合う心配はないのですが、同じく表面(表層)を流そうとした場合、小型で幅の狭いフィッシングボートではラインが重なり合って絡んでしまいます。図2

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