❶❸❹❷8編ルクッタ・グンシッィフ )グンリーロト・り釣曳:(章2第 掛かった魚を取り込む場合は、内側で掛かった魚から取り込み、その魚の取り込みが終わったら、仕掛けを再び素早く海へ流すことが重要なポイントです。特に喰付きの良い時は、内側だけを手操り寄せ、外側はたとえ魚が掛かっていても、そのまま放置しておきます。放置した外側の魚がオトリとなり、ますます魚の喰付きは良くなります。外側に掛かった魚は、内側の魚が掛からなくなってから、ゆっくり取り込めばよいのです。 中・小型の魚群が喰いが立って良く釣れる時は、魚が掛かったからといってあまりボートのスピードをスローにしてはいけません。多少魚が外れても、できるだけ魚群からボートを離さないようにして、掛かった魚を次から次へと、素早く手操り込むことが大漁のコツです。○対象魚(カツオ・メジマグロ系)図 1○使用する曳釣りセット(FMSマリンカタログP49) ❶❷バクダンセット小型又は中型、その他は図2と同じ アウトリガー・ポールに曳釣り用の曳具(道糸)をセットする場合は、ボートを進めながら、必ず外側から先に流し始め、外側両方の仕掛けをセットし終えてから、内側の曳具をセットするのが基本です。 道糸を伸ばし終わったら、その途中に輪を作り、これを曳釣り用ポールラインのナスカンに掛けてセットします。そのため、30m、40mというように伸ばす長さを定めて、あらかじめ道糸に輪を作っておくと便利です。○曳釣り用ポールライン アウトリガー・ポールに曳釣り用の漁具(道糸)をセットする場合に使用するラインで魚の口切れを防ぐためのハイパワーコード(ゴム)と、道糸をたぐり寄せた時に船べりまで届く長さのロープによって構成されています。このポールラインによって、アウトリガーから流す漁具のセットや取り込みがスムーズに行なえます。(FMSマリンカタログP9を参照してください。)10〜20m20〜25m10〜15m25〜30m10〜20m↙ハイパワーコード曳釣り(ヒコーキ)→●曳釣り用ポールラインゴム ●道糸に輪を作る●5mの間隔に輪を作る↙※アウトリガーポールがアルミ製の場合は、基本的には 曳釣りはできませんので注意して下さい。↙曳釣り用ポールライン↙輪にナスカンを掛けて セットする↙曳釣り(潜水板)ロープ 20〜30m ❶❷はバクダン曳釣り漁法です。この漁法はバクダンと呼ぶ一種のヒコーキの後ろにビシヤマを付けて重みを出し、ポンポンと前へ飛ばすことでギジエサにシャクリ動作を大きく作り出します。道糸の長さは短めで、バクダンが少なくとも海面から1m以上飛び上がるように調整するのですが、アウトリガー・ポールの強度(弾力)や角度なども大きく影響するため、バクダンの大きさ、ビシヤマの重さ等も選定する必要があります。 ❸❹では、バクダン曳釣り漁法はできません。シャクリ動作はバクダンと比較すると小さいですが、ダボを使用することも方法です。※❸❹の位置でバクダンを使用する方法として、FRPポール(3〜4m)を垂直に立てバクダンが飛ぶように調整して行なうことは可能です。(FMSマリンカタログP4、5を参照してください。)ナスカン3. アウトリガー・ポールに曳釣り用の曳具をセットする方法アウトリガー・システムが強度的にしっかりしていれば、ポールの途中から潜水板を曳くのも効果的です。また、このような場合は、ポールから前側に補強用のワイヤーやロープなどをとるのが望ましいセッティングです。4. 魚を取り込む方法
元のページ ../index.html#10