P.1 ICEY TEK アイスボックス

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YETI
 2007年ラスベガスで開催されたフィッシングショーICASTで出会 う。Roy・Ryan兄弟ができそこないのクーラーボックス25qt ~最大 250qtを出店していました。私は少し重いが保冷力がある構造に興味を持ち、 日本での販売を開始いたしました。(初めはバリが沢山あり入荷してくるとそ のバリ取りで多くの時間を費やしました) 2015年兄弟は全米で1憶ドル売り、会社を売却しアメリカンドリーム達成です。ところが購入した会社が全米の供給が間に合わないので輸出は出来ないと突然言ってきて供給が停止されました。(現在はアウトドア業界で販売が 行われていますが、大型ボックスの生産量は少ないようで輸出が困難のようです)

ENGEL 2016年同じくフィッシングショーICASTに出店しているENGEL社に行き、日本でのYETIの実績を説明して大型ボックスを中心に販売できないか交渉いたしました。社長はYETIより20年も多く実績があるが 宣伝の仕方が地味なのでYETIに追い越されてしまった。しかし商品には自信 があるのでぜひ日本で販売してほしいと取引が始まりました。

大きな問題がありました。 FMSのクーラーボックスのマーケットはマリンレジャーの中でもフィッシングと水産業界。価格が安くさらにサイズ的には300Lを超える物が要望される現状。しかし、YETI/ENGELは大きなサイズになるほど供給が困難で、さらに高額過ぎる点が最大の問題でした。世界中を探していました。そしてついに発見したのが軽くて丈夫で保冷力があり手ごろな価格のICEY-TEKアイスボックスでした!メーカーはオーストラリア、生産国はタイ。14Lから最大1100Lまでのサイズがありワンスキン型、ロング型、キューブ型の3つのスタイルを 取り備え世界中のマリンレジャーや水産業界に供給していました。

ICEY-TEK社は、1999年オーストラリアで設立されポリエチレン製アイスボックスの製造販売を開始しました。現在ではオーストラリア国内はもとより、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、アラブ首長国連邦、ハワイ、パナマ、イギリス、ヨーロッパの各国代理店を通じて販売されています。


ICEY-TEKのアイスボックスは、ワンスキン型(14L ~ 75L)、ロング型(56L~ 600L)、キューブ型(40L ~ 1100L)の3つのスタイルがありますが、FMSではフィッシングで最も利用が多いロング型とキューブ型を販売していきます。



ICEY-TEKの断熱材は最も断熱が必要な蓋の部分で80㎜、壁面と底面部分は40㎜~ 50㎜の厚さで高い保冷力を実現しています。



3社のサイズ比較
3社のサイズを良く調べてみると若干の差はありましたが同じでした。しかし各社が表現しているサイズ表示は350qt・320qt・260Lと異なり疑問を感じています。(以下のデータは実際の商品をメジャー測定した数値です)

YETI 350qt
外寸法:L1613×W622×H590㎜
内寸法:L1392×W424×H465㎜
重量:42.1㎏

ENGEL 320qt
外寸法:L1575×W565×H587㎜
内寸法:L1430×W432×H456㎜
重量:42.2㎏

ICEY-TEK 260L
外寸法:L1555×W565×H583㎜
内寸法:L1380×W430×H470㎜
重量:32.0㎏


 
弊社所有のトヨタハイエースバンに600Lを入れてみました。

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