P.17 ロッドラックの応用例

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左ページ、ロッドホルダー以外にライトトローリング用ロッドラックとして使用できるロッドホルダー類

PHOTO下より サイドマウント型ロッドホルダー PERKOFig.1100、Fig.404-1、パイプクランプ型ロッドホルダー PERKOFig.1215、Fig.1118。
これらのホルダーは、強度的に多少の差がありますので、重量があるタックルを利用の場合は Fig.404-1、Fig.1118を選ぶことが最良の方法です。

ロッドラックに利用するフィッシング・タックル別ロッドホルダーの選び方

❶ライトトローリング
30Lbs未満のトローリング用ロッド&リールは、比較的軽量ですが、トローリング時のストライクの衝撃に耐えられるように、ロッドのバットエンドにはクロスが切ってあります。
このクロスは、リールの回転止めなどにも役立っています。
したがって、ロッドホルダーを選ぶ場合には、ロッドホルダーの底部にロックがあるものを選ぶ必要があります。
適用するホルダー(PERKO:Fig.1215、Fig.1118、Fig.1100、Fig.404-1、LEEʼS:RH552CB)

❷キャスティング
キャスティングロッドには、バットエンドにクロスが無いものが一般的です。
このため、キャスティング用リールの本体を支える脚部の長い部分を利用して、ホルダーにしっかりと固定できるタイプのロッドホルダーを選ぶ必要があります。
適用するホルダー(レイルマウント・ロッドラックRFMS-1W、タックルラック:FMS-1W、DTRP-2、DTRP-3、DTRP-4)

❸ボトムフィッシング
ボトムフィッシングには、さまざまなタイプと種類のロッド&リールがあります。
このため、ホルダー選びは非常に難しいのですが、基本的には、バットをリール部分まで深く差し込み、安定させるという方法がベストでしょう。
遊漁船などではレールに穴があいていて、ロッドは垂直に深くしっかりと立っています。
比較的長いロッドを使用するフィッシングなので、重いリール部分でバランスを保つことを考えて、キャスティングと同じタイプのホルダーを使用します。
バットがリール部分までしっかりと入る高さになるように(ロッドエンドがデッキより上がる位置)、ホルダーを取り付けます。
適用するホルダー(レイルマウント・ロッドラックRFMS-1W、タックルラック:FMS-1W、DTRP-2、DTRP-3、DTRP-4)

ロッドラックの応用例/ボートの構造や配置関係を上手に利用することがポイント。

ボートのパルピットの外側にクランプした場合、キャステイングロッド全体がパルピットを超えているので、プレー中の置き竿として大変便利です。
また、ボルト1本を外せばチューブを簡単に外すことができます。

遊漁船ではブルワークトップの穴が竿立て。
マイボートなら壁を利用してタックルラックFMS-1Wを取り付けることでロッドスタンド。
ボトムフィッシングにはシステムとしてどうしても欲しいアイテムです。

ステンレス手摺を利用してトランサムに装備したロッドラック。
トローリング、キャスティング、ボトムフィッシング用の全てのロッドを1ケ所に集中してラックすることができるように考えた優れた装備です。

アフトデッキに通じるキャビン両サイドのハンドレールを利用してパイプクランプ型ロッドホルダーを片舷2個装備しています。
この位置ならロッドの出し入れは非常にスムーズで、直接この場所からストライクを取ることも出来ます。

センターコンソール艇のサイドにタックルラック(ダブル)を取り付けたロッドラックの例です。
スペースがあればトリプル・タイプでもOK。
ロッドをラックするだけでなく、ギャフやネットなどのラックとしても便利です。

船外機艇のスペースとして利用することが難しいモーターウェル部分にロッドラック(ダブル、トリプル)をベース部分を改造して装備しています。
スペース的に利用しにくい場所を最大限に活用した例です。

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