風力発電機のレベルが向上してきました。
世界でAir-Xは9万台、Air Breezeは10万台以上の販売実績がある小型風力発電機のベストセラー、Southwest社ウインドパワーの取扱いを開始しました。風力発電は風さえあれば昼夜を問わず年間を通じて必要なエネルギーを供給するのに最適な装置です。
太陽光発電は太陽を利用した発電ですので日中に限られ、雨や曇りの日には効率は落ちます。また、風力発電は24時間対応できますが無風状態では全く発電しませんし、弱い風の時には効率が落ちます。そこで考えられたのは両者の利点を利用して組み合わせた装置で、近年無限の自然エネルギーである太陽と風を利用した発電装置としてハイブリッド発電システムが注目されるようになってきました。

ハイブリッド発電システムの利点
太陽光発電は日射量が多く得られる春から秋にかけての日中に活躍し、風力発電は日射量が少なく平均風速が大きくなる冬季間に活躍します。
このように太陽光と風力という2種の特性の異なった発電をバランスよく組み合わせて相互の負特性を補い合い発電特性を平均化することで安定した電源の確保が可能になるというメリットがあります。
ハイブリッド発電システムの利用で最も注目されていることは、電源の確保に困難な場所で独立電源として様々な機器類を作動させることと、災害時の電源確保に役立つことであるようです。リーズナブルな価格になってきたこのシステムを、皆さんの身近な環境で活用することを考えてみては如何でしょうか。