ロッドホルダーの選び方
ロッドホルダーは様々な材料で製造されており、強度は弱いが安価なプラスチック製から真鍮製、ブロンズ製、肉厚のパイプを利用したアルミニューム製、さらには強固で耐久性が優れたステンレス製等があります。やはり強度と耐久性を追及したホルダーはコスト的には高額ですが、ビッグゲームフィッシング等に使用されるタックル(ロッドリール)には必要不可欠なものであると思います。
次にサイズについてですが、小さなサイズのものはライト・ミディアムクラスのタックル用と考えてよいと思います。基本的にはロッドバットの強度や入り込む長さによってその基準があるようです。大型サイズを製造するメーカーに聞くと50ポンド前後のクラスまで使用できるものとそれ以上のものとでサイズを分けているようです。
またロッドホルダーの取り付け場所は船の構造や使い勝手によって異なるため、様々なタイプが用意されています。最もポピュラーな埋め込み式、そして壁面式のほかに、トップマウント式、パイプクランプ式等がありますが、近年クランプオン・ロッドホルダーの出現により直接ストライクが取れる位置でのロッドラックとしての利用もできるようになっています。
以上の事柄を整理すると、ロッドホルダーには様々な材料と強度、サイズがありますが、基本的には使用するタックル(ロッドリール)のクラスで選ぶのがよいと思います。次の基準として取り付け場所を決定することでその場所にあったタイプを選ぶことが重要になります。カタログ内の解説に「ロッドホルダーのベーシックなポジション」についてのコーナーがありますので参考にしてください。