アウトリガーホルダーの選び方

アウトリガーホルダーには、スーパーヘビー、ヘビー、ミディアム、ライトというクラスがあります。4つのクラスは、ボートのサイズやバランスを考えるとともに、ボリュームやデザインなども考慮する必要があります。各クラスのアウトリガーホルダーの中から、自分のボートにマッチするものを選択することが大切です。
選択する際の目安としては、30〜50フィートのボートにはスーパーヘビー、30〜35フィートにはヘビー、25〜30フィートにはミディアム、25フィート以下にはライトクラスというのが基本です。ただし、50フィートのボートにスーパーヘビークラスではなく、ヘビークラスやミディアムクラスを取り付けても一向に問題なく、その機能を損なうことはありません。
各オーナーの趣向やボーティングの目的がどこにあるかによって(クルージング、パーティ 、はたまたフィッシング?)選べばよいわけです。クルージングがメインで、フィッシングは時々しかしないというオーナーにとって、ヘビーなフィッティングはむしろ不要です。逆に、中型艇にスーパーヘビークラスのアウトリガーホルダーをフィッティングしてしまうといった、不適当なフィッティングは禁物で、船体の強度や走航性、取り付けるスペースなどの点で問題が生じます。
こうした様々な点を考慮した上で、船の持つボリュームやフォルムなどを含めて総合的に考え、各クラスのアウトリガーの中から、自分のボートに合ったものをチョイスすることが重要なのです。

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