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落水を回避するためにスパンカーセイルパックを開発
マイボートスパンカーセイルパック付 (ライト・ミディアム・ラージクラス)


近年、レジャー船は最船尾にマストを位置させる傾向があり、展開収納時に落水する危険があることが問題視されています。FMSはその問題に取り組みデッキ上で安全に操作できるスパンカーセイルパックを開発いたしました。また、サイズにおいてもラージクラスまでラインナップを増やし充実しています。

スパンカー スパンカー スパンカー
スパンカー スパンカー スパンカー

両舷に付くセイルカバーの中にセイルを収納します。上桁を揚げるロープをマスト側に引き寄せてファスナースライダーをセットします。次にコントロールされたロープでファスナーの開閉をして作業終了です。 トッピングリフトを新設しましたので桁を少し上にあげるのにご利用ください。
スパンカーセイルパックの展開収納画像はこちらからご覧ください。

スパンカー スパンカー
    ライトT〜ミディアムUクラス
  • ・セイルの展開はロープ1本で張りやすくしたモデル
  • ・スパンカーセイルパックはライトVから採用
  • ・ライトT〜ミディアムUまでは従来通りのセイルカバーも製作
  • ・スパンカーセイルパック付きは、3本のワイヤーステーを標準装備としました
    ミディアムV〜ラージUクラス
  • ・セイル展開はプロ用と同じでロープ2本で行うモデル
  • ・スパンカーセイルパックは全てに採用
  • ・スパンカーセイルパック付きは、3本のワイヤーステーを標準装備としました

※2014年2月よりラージT・ラージUの販売を開始しヤンマーEX46に装備しました。

マストに桁を添わせる方法 オプション品:ボールロックリリースピンの利用



●マイボートスパンカーセイルパック付 (ライト・ミディアム・ラージクラス)

種類 マストサイズ及び全長 グースネック高さ 下桁サイズ及び長さ セイルヘッド 総重量 船の適用サイズ
ライトV SP付 S×3500mm 1200mm φ35×1900mm 700mm 12kg 25〜27フィート
ライトW SP付 S×3750mm 1200mm φ35×2100mm 800mm 13kg 27〜29フィート
ミディアムT SP付 M×4150mm 1300mm φ45×2200mm 800mm 23kg 29〜31フィート
ミディアムU SP付 M×4550mm 1300mm φ45×2450mm 900mm 26kg 31〜34フィート
ミディアムV SP付 M×4800mm 1300mm φ45×2700mm 1300mm 30kg 34〜37フィート
ラージT SP付 L×5100mm 1400mm φ45×2800mm 1400mm kg 37〜42フィート
ラージU SP付 L×5250mm 1400mm φ45×2900mm 1500mm kg 42〜47フィート

マイボートスパンカーセイルパック付標準セット内容
マスト、マストステップ、下桁、セイルヘッド/上桁、セイルパック付セイル、各種ロープ・ブロック、ワイヤーステー、各種クリート、船体取付け物(金具)
注)マイボートスパンカー標準仕様品及びセイルカバー等オプション品に関してはFMSカタログP110、P111を参照ください。



●スパンカーボート達とFMSマイボートスパンカーの適合表

風流れ対策されたボートが各メーカーによって生産され発表されたのは1999年10月。その日から今日までスパンカーボート達が発表された年月と艇種を記載し、FMSがこの時が来るのを願って開発したマイボートスパンカーとの適合サイズを記しましたので参考にして下さい


発表日 メーカー及び艇種 スパンカーサイズ
1999年10月 ヤマハ UF-26O/B.SP ライトV
2000年10月 ヤマハ UF-29I/B ミディアムT
2001年10月 ヤマハ UF-26CC ライトV
2002年10月 ヤマハ YF-23 ライトU
2003年10月 ヤマハ YF-21CC ライトT
2003年10月 ヤマハ YF-21 ライトT
2003年10月 ヤマハ YF-23EX ライトU
2003年10月 ヤマハ UF-27I/B ライトW
2004年2月 ヤマハ YF-23SP ライトU
2004年10月 ヤマハ YF-27EX ライトV
2005年10月 ヤマハ F.A.S.T.26 ライトV
2006年10月 ヤマハ F.A.S.T.21 ライトT
2006年10月 ヤマハ F.A.S.T.26S/L、EX ライトV
2007年10月 ヤマハ FR32 ミディアムU
2007年10月 ヤマハ UF-29 ミディアムT
2007年10月 ヤマハ FG35U ミディアムV
2008年10月 ヤマハ FW-20Ltd ライトT
2008年10月 ヤマハ BAY-FISHER25 ライトU
2008年10月 ヤマハ BAY-SPORTS21 ライトT
2009年2月 ヤマハ FR23ACTIVE-S ライトU
2009年10月 ヤマハ BAY-FISHER23 ライトU
2009年10月 ヤマハ FISHING-M23EX ライトU
2010年2月 ヤマハ FF-21 ライトT
2010年10月 ヤマハ UF-29F ミディアムT
2011年3月 ヤマハ SR-X ライトT
2011年10月 ヤマハ YF-24 ライトV
2013年4月 ヤマハ FG40-HP ラージT
2014年3月 ヤマハ DFR36 ミディアムV
1999年10月 ヤンマー LF26Z ライトV
1999年10月 ヤンマー EX28B ライトW
2000年10月 ヤンマー FX22BZ ライトT
2000年10月 ヤンマー FX24CZ ライトU
2000年10月 ヤンマー FX26BZ ライトV
2000年10月 ヤンマー EX26 ライトV
2001年10月 ヤンマー FX29BZ ミディアムT
発表日 メーカー及び艇種 スパンカーサイズ
2001年10月 ヤンマー DE24HZ ライトU
2001年10月 ヤンマー DE26HZ ライトV
2001年10月 ヤンマー DE28HZ ライトW
2001年10月 ヤンマー EX30 ミディアムT
2002年10月 ヤンマー LF26BZ サルパ ライトV
2002年10月 ヤンマー EX26HP ライトV
2003年10月 ヤンマー LF23Z サルパ ライトU
2003年10月 ヤンマー EX26B ライトV
2003年10月 ヤンマー EX27Y ライトW
2003年10月 ヤンマー EX30U ミディアムT
2004年2月 ヤンマー FX26BZ 絆人 ライトV
2004年2月 ヤンマー FX24CZU ライトU
2004年10月 ヤンマー EX23B ライトU
2004年10月 ヤンマー LF30Z ミディアムT
2005年10月 ヤンマー FX24C.HT ライトU
2005年10月 ヤンマー FZ25G ライトV
2006年2月 ヤンマー FZ30 ミディアムT
2006年10月 ヤンマー DE28HZU ライトW
2006年10月 ヤンマー LF23U サルパ ライトU
2006年10月 ヤンマー LF28 サルパ ライトW
2006年10月 ヤンマー EX35U.DX ミディアムV
2007年4月 ヤンマー EX46.HT/FB ラージU
2007年10月 ヤンマー EF23B ライトU
2007年10月 ヤンマー FX24CZV ライトU
2007年10月 ヤンマー FX27Z ライトV
2007年10月 ヤンマー EX29 ミディアムT
2008年10月 ヤンマー 20Z ライトT
2008年11月 ヤンマー EX40U ラージT
2008年12月 ヤンマー EF24ZHUNT ライトU
2009年5月 ヤンマー EX33 ミディアムU
2010年5月 ヤンマー LF26 サルパ ライトV
2011年6月 ヤンマー EX31 ミディアムT
2012年6月 ヤンマー FX24EZ ライトV
2013年9月 ヤンマー EX33U ミディアムU
     


●近年の問題点とFMSの対策 (FMSマリンカタログ第3章P107充実編)

近年の問題点 ■最船尾にマストを位置させる傾向
スパンカーは後ろほど良いと言う理論と後部デッキ上でスパンカーマストは邪魔になると言う考え方で、スパンカーのマスト位置は最船尾に追いやられてしまい、これ以上下げられない船尾のブルワークトップに位置する船が多くなってしまいました。したがって私が知る範囲ではワイズギアが販売する巻き取り式やローマストスパンカー以外は展開収納をトップレールの上に乗って行うことになり、落水の危険性を伴う作業になっています。

近年の問題点 ■オーバースパンカー(セイル面積が大きい)
全国各地の地域造船で生産される遊漁船や漁船に比べ、大手造船メーカーが作る量産型のレジャー船は軽排水量で喫水が浅い船が多くなっています。それらの船の走行性能は著しく進歩しているのですが、微速走行時や停止時には風に影響されやすい特性があります。漁船は一定の場所に比較的長く止まることができますが、レジャー船があっという間に流れてしまいますので理解できると思います。
近年、風に影響されやすいレジャー船に面積の大きなスパンカーを装備している船を見かけます。その理由を聞いてみると穏やかの風の中で釣りをすることが多いので風上にしっかり向いてほしいとのことでした。しかし、風が強くなれば大変危険なオーバースパンカーです。
スパンカーによる船の操り方の基本は、穏やかの風の場合でも船首を風上に向かせることだけでなく、船を潮流の方向に流したいのですから船首も潮流の方向に向けることが必要です。また風が強くなり船が風に流されてしまったら潮流の方向に流せなくなります。したがって抵抗がある大きなスパンカーは不要なはずです。

FMSの対策 
■下桁高さの重要性
■セイル形状の見直し
■デッキ上で操作が可能なスパンカーセイルパックの開発
■スパンカーによる船の操り方の講習会を開催




 FMSの対策 ■下桁高さの重要性

スパンカー
上部構造物(ハウス)が高く、さらにマストの位置と接近しているため、構造物によって船首からくる風がさえぎられてしまうのでスパンカーの下桁を高く上げている船をよく見かけます。しかし、下桁を高くすることによりマスト全長が長くなり、セイル面積中心も上がるため船はトップヘビーになり、横揺れが大きくなります。高い位置でセイルに風が当たるので船尾に働く力よりも、船を傾斜させる方向に力が働き、風が当たっても逃がしてしまうことになるのです。通常、キャビンとマストの位置関係は、キャビン幅2mの船で1m以上 離れていれば、キャビンが高くても下桁の高さをあまり気にする必要はありません。セイルに当たる風が船を動かす効力は、水面に近いほど大きいため、セイル面積中心は下ほどよいですが、作業上の使い勝手を考え、低すぎず高すぎないということで下桁の高さを決定することが大事です。


 FMSの対策 ■セイル形状の見直し

スパンカー スパンカー

セイルクロスを利用して形状を見直した物

※ライトT〜ミディアムUまではセイルを ロープ一本で張りやすくしたシステムです。

帆布を利用して50数年前からある形状

※帆布のサイズはFMSマリンカタログP111プロ用漁船セイルを記しています。


軽くて強いセイルクロス(ヨットのセイル)の特性を利用して最も理想的なスパンカーセイルの形状を見直してみました。見直したセイルは上桁部分の高さは低いのですが、リーチ(後部)部分にあたる風をしっかりと捕えて反発する力に変えることができます。



 FMSの対策 ■デッキ上で操作が可能なシステムの開発


スパンカーセイルパックの開発
船尾レールの上に乗ると落水の危険があるのでデッキ上で展開収納の操作が可能なシステムを開発しました。 また、カバーの中にセイルが収納できるので、風によるバタつきや紫外線による劣化を抑えることができます。(黒いロープでファスナーの開け閉めをします。)


スパンカー


 FMSの対策 ■スパンカーによる船の操り方の講習会を開催


初めての方はもちろん、経験者の方にもスパンカーを装備した船の操り方(釣り方)の基本を正しく理解していただこうと講習会を開催。模型を使って座学を行った後、船を出して座学で講習した内容を実際に証明しています。
皆さんスパンカーの操り方を正しく理解してその効果を十分に活用されているか、また安全に使用されているかというと…。特に多くの方が誤解されているのが、大きい帆にした方が船が風上に向き安定するだろうと思っていることです。実際には、船と釣りの仕掛けは潮に流され、同時に船は風の影響も受けて流されます。そのためオーバーサイズのスパンカーを取り付けた場合は風に流されやすくなり、風が強くなると全く釣りにならないばかりか危険を伴うことになります。従って講習会ではいつも、船に適合したスパンカーのサイズを選ぶことの重要性を強くお伝えし、釣りの仕掛けに船が付いていけるスパンカーの操り方の指導をするようにしています。


スパンカー

スパンカー


●マイボートスパンカーセイルパック付 装備の実際


ヤマハFR-32 適合サイズ:ミディアムUSP付


この船は、ワイズギアが販売する巻き取り式スパンカーが標準オプション品に採用されているため、マストステップは最船尾のレールトップに位置させる配置が推奨されています。そしてサイドステーはトランサムから25cm突き出るステンレス金具が用意されています。今まで数多くのスパンカーが、この推奨配置で装備されているので、スパンカーセイルの展開収納はレールの上に乗って危険を伴う作業でした。
セイルパック付スパンカーですので、トップレールに位置させることもできるのですが、より良い作業性の向上とサイドステー用の突き出した金具を使用しないために、マストステップはデッキに装備しました。(狭い場所でコーナーアールがあるためキングスターボード製のスペーサーを用意しています)


スパンカー

スパンカー スパンカー

マストをデッキに装備することでサイドステー船体金具は船内に位置させることができました。また、ツナドアは180°フルオープンさせることができています。 スパンカーセイルは海上で風を跳ね返すことが役目ですから、強く下桁シートを引いてセイルを展開させます。そのためセイルのフット角は5°切り上げて製作しています。マストは喫水に垂直に建てるのではなくマスト半分ぐらい前傾斜させる習慣があります。


スパンカー

スパンカー

スパンカーサイズはミディアムUSP付で装備しました。この船は漁船や遊漁船と比べると軽排水量で喫水も浅いので、これ以上大きなセイルは不要なはずです。大きなセイルなら風は受け止めてくれますが、船は風に流される力が大きくなり潮の流れに付いていけなくなります。



ヤンマーEX-46 適合サイズ:ラージUSP付


ヤンマーが誇るレジャー漁船で、漁業者ならスパンカーの操作性を重視してスパンカーマストは操舵機のメンテナンスハッチ(ビスで固定されている)部分の前に付ける方が多いように思います。一人乗り漁業者は落水の危険性を一番重要視しているからです。しかし、レジャーでこの船を使う方の多くはデッキを広く使いたいと言う理由で、通常のスパンカーを最船尾のトップレールの上に位置させています。

スパンカー スパンカー

この船は、最船尾のデッキ上に操舵機のメンテナンスハッチ(ビスで固定されている)があり、操舵機がトラブルした場合を考えて棒ラダーをさし込むネジ式のデッキプレートが付いています。したがって、マストをデッキに位置させると、簡単にメンテナンスハッチが開かなくなるので、デッキプレートをデッキハッチ(外径280×380mm)に交換する工夫が必要です。 この船のオーナーは最船尾に大型クーラーボックスを置きたい要望があり、マストステップはステンレス製のマスト架台(製作費¥58,000税抜)を作り対策致しました。


スパンカー スパンカー

マスト架台によってマストステップの1/2を前に出しています。このことにより船体取付け用のサイドステー用アイボルトをマストセンターより700mmの位置で左右対称に位置させることができました。 セイルパックは現在のところラージUまで開発できました。サンブレラ生地を使っているので多くのカラーの中から選択することができます。今回はカバー色紺で装備しました。写真では少し見にくいのですが、セイルカバーに付く黒いロープでファスナーの開け閉めをします。


スパンカー

ラージUSP付のセイルフット長さは2650mmですので、ほんの少しこの船には大きいかもしれません。しかし、この船のオーナーはヨットマンでもあることから、セイルの取扱には慣れているようなので効果的に取り扱ってもらえそうです。(穏やかな海ではセイルが少し大きめのほうが船は操りやすくなりますが、風が強くなると色々と障害が出てきます)



ヤンマーサルパ26(LF26CZ) 適合サイズ:ライトVSP付


2010年春に発売され、ボトムフィッシングファンに絶大の人気があるサルパ26。水面上の面積ではキャビンの高さを抑え、水面下ではトランサムまで全通するキールと大型のフィンキールによって風による横流れを抑えた、優良なスパンカーボートです。

ヤンマーサルパ26(LF26CZ) ヤンマーサルパ26(LF26CZ)

適合サイズは浅い海(50mまで)で使用するなら、スパンカーにあたる風で船が流されることを軽減したいのでライトUでも十分適合するサイズですが、水深100mを超えるボトムフィッシングでは仕掛けが潮に流される方向に付いていきたいので、船の制御(前後進)は忙しくなりますがライトVが適合サイズと考えます。


ヤンマーサルパ26(LF26CZ) ヤンマーサルパ26(LF26CZ)

落水を回避するために開発されたセイルパック付スパンカーですので、この位置からセイルの展開収納ができます。また、マストステップを中心にサイドステー幅を片舷500mmに位置しましたのでステーで身体を支えることもできます。また、ステー幅が狭いので、フィッシングの邪魔にもなりません。(セイルパック付スパンカーは身体を支えることを考え、ワイヤーステーを標準としました)


ヤンマーサルパ26(LF26CZ) ヤンマーサルパ26(LF26CZ)

下桁シートの船体取付け金具は、角度が強くなるとマストを押す力が増えてしまい、セイルをフラットに張りにくくなるので防舷材より190mm下がった位置にセンターから600mm幅で取り付けています。フォアステー位置は白燈ベースがありますのでアイボルト6mmで固定しました。



ヤンマーFX24EZ 適合サイズ:ライトVSP付


2012年6月に発売されサルパ26と同様とても人気があるモデルです。全長は7.47mですが全幅が2.52m(サルパ26は全長8.45m、全幅2.40m)で船幅にボリュームを増し、安定感を得るために静止安定性の向上を追及し、大型フィンキールによって風流れ対策されたスパンカーを装備して有効なスパンカーボートです。

ヤンマーFX24EZ

全長24フィート(7.47m)ですが全幅が2.52mあり、キャビンも大きく水面上の面積が大きなボートです。それに対し、水面下の面積は漁船や遊漁船と比べるととても小さく、船体も軽く、喫水も浅いタイプのボートです。メーカーは船首部の風による横流れをトランサムまで全通するキールと大型のフィンキールで対策していますが、風が強いとどうしても風下に流されてしまいます。したがって、船に受ける風の抵抗を小さくしたいのでスパンカーセイルサイズはライトUにしたいのですが、この艇の特徴から風の弱い状況でのファミリーフィッシングでの使用目的を考え、スパンカーの適合サイズはライトVを選びました。(セイルが大きいと、船が流されることを防ごうとして前進することが増え、操船は忙しくなります。)


ヤンマーFX24EZ ヤンマーFX24EZ

スパンカーセイルパックでセイルを収納しています。セイルカバーにセイルを畳み込みハリヤードロープを手前にひいて、カバーの中に入れスライダーをファスナーに通します。


ヤンマーFX24EZ ヤンマーFX24EZ

スライダーで手が届くところまでファスナーを閉め、後はブラックのロープを引いてファスナーを締めれば収納終了です。セイルの展開はブラックのロープを引いてファスナーを開けることから始まります。


ヤンマーFX24EZ ヤンマーFX24EZ

この艇はマストステップを中心にサイドステー幅を片舷450mmに位置しました。そして下桁シートの船体取付け金具は、センターから600mm幅で取り付けています。



ヤマハUF-29 適合サイズ:ミディアムTSP付


2000年秋にデビューしたUF-29 I/Bは今なお根強い人気を誇るヤマハのベストセラーモデル。そして10年後の2010年秋に進化したUF-29Fとなって待望の再デビューがなされ現在に至っています。「スパンカーは小さめでもOK!アフトステーションで手前船頭の釣りを…」と2000年発売当時にFMSはボトムフィッシングでの船の制御性能を評価しました。現在ではこの評価が認められ、この船の最大特徴であると考えています。

ヤマハUF-29 ヤマハUF-29

マストステップは最船尾のレールの上に位置しました。そしてサイドステー幅を片舷450mmで、下桁シートの船体取付け金具は、センターから800mm幅でサイドステー位置より350mm下部に取り付けています。


ヤマハUF-29 ヤマハUF-29

マストステップ位置を横から見るとわかりやすいのですが、サイドステーのアイボルトはマストステップセンターより180mm後方に位置させています。これでマストはワイヤー3本でしっかりと立っています。右の写真は完成されたミディアムTセイルパック付スパンカーです。この船はセイルカバーをネイビー(紺色)で制作しています。(カバー色はグレー、ネイビー、グリーン、ブルー、レッド、ブラックから選択できます)


ヤマハUF-29

2000年秋から販売されたUF-29。FMSのマイボートスパンカーもこの船の発売当時から装着させていただいています。今まではこの写真のようにトップレールの上に乗っての展開収納作業でした。今回開発したセイルパックはセイルだけ入れ替えることでそのシステムを導入できますので、セイル交換時に導入を検討ください。詳しくは、お問い合わせください。




ヤマハフィッシングボートYFR 適合サイズ:ライトW SP付


27フィートという船体の長さや幅など、物理的な制約がある中で広々とした釣りスペースと機能的かつ広い収納スペース、そしてゆとりある快適な居住空間を実現すると同時に、船外機艇としての卓越した風流れ防止性能を両立した優れたスパンカーボートが誕生しました。

YFR YFR

スパンカーマスト位置は船外機の前センターに位置させたいのですが、色々と邪魔物があります。思案した結果、市販の小物入れ付きドリンクホルダー(MB-4)がセットできるステンレス架台を製作しました。架台のパイプを利用してレイルマウントロッドラックRFMS-1Wを両サイドにセットすることもできます。


YFR YFR

下桁メインシートの船体側取り付け位置は船外機を挟んでセンターから800mm幅の位置に、サイドステー位置もモーターウエル内側なので釣りの邪魔になりません。また、スパンカーを利用した取り外し可能なオーニングも設置しました。真夏を予測しての対策ですが、安価で簡単な設備なので利用者が増えてきています。


YFR YFR

完成したスパンカーとオーニングを左舷後方から見るとスパンカーセイルは大きく見えますが、船の真横から見るとYFRは船のボリュームがあるので小さく見えます。しかし風流れ防止性能の優れたスパンカーボートにはこれ以上大きなセイルは不要ですし、浅い海を攻めるならサイズを下げても良いと思います。


YFR

スパンカーマストを船のセンターに装着できるように、ヤマハフィッシングボートYFR用に開発したステンレス製架台です。小物入れ付きドリンクホルダー(MB-4)がセットでき、更にパイプを利用してレイルマウントロッドラックRFMS-1Wを両サイドにセットすることができます。